逸木裕のWebSite

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2021/04/19 11:23

昨日から原稿をガンガンと書いている。最近調べものの海に潜っていたのでとても楽しい。『祝祭の子』はとにかくトピックが多岐にわたった巨木みたいな小説で書くのが大変なのだが、作家として成長させてもらった感じがしている。去年はちょっとスランプに苦しんでいたのだが、やっとプロの作家になれたかなと思う。この五年で勉強させてもらったので、次の五年は躍進の時代にしたい。

2021/04/18 11:44

このところ調べ物続きで原稿があまり進んでおらず、いい加減巻き返したい。やはりアウトプットをしていないと色々自分の中にものが滞ってしまう。バリバリと書きたい。

「祝祭の子」は2回目の再校ゲラを戻した。登場人物が多いので若干スローモーな立ち上がりかなと思うが、僕が書いてきた小説の中で一番緊迫感のある話だと思うので、たぶん大丈夫かなと思っている。並行して書いているのが来年刊行予定の音楽小説で、こちらは極めて真っ当な青春小説なので書いていて爽やかな気分になる。僕の小説らしく重い展開もあるので、その辺を書くのも楽しみ。今後も色々書きたいところ。

最近友人にTheWeekndという音楽グループを教えてもらってよく聴いている。割とクラシカルなスタイルのファンクネスバンドで、最近の英語圏のポップミュージックというとヒップホップが中心になっている認識だったのだが、こういうのも流行っているのね。


https://www.youtube.com/watch?v=XXYlFuWEuKI

2021/04/05 11:16

勝間和代さんに影響されてオーディブルに登録した。本って読むのが大変だと思うのだが、オーディブルで聞いているとすらすらと頭の中に入ってきて、読書の大変さは目と手を酷使することも大きいのだなと認識した。いまはオードリー・タンの本を聞いている。

2021/04/05 11:14

次作のプロット組みと「祝祭の子」の直しに追われている。ゲラもきた、ひい。

昨日はデヴィッド・フィンチャーの新作「マンク」を見た。フィンチャーらしい隅々まで配慮が行き届いた映像設計で、フィルムのパンチ(?)までがデジタルで再現されていて見ているだけで面白かった。

ストーリーは「市民ケーン」の脚本執筆を巡る物語で、回想パートと現代パートの二視点で語られる。現代パートはマンクがひたすら室内にこもって執筆をする中、色々な人がやってきてマンクと語り合うというかなり地味なパートで、これを面白く読ませるのは大変だぞ……と思いながら見ていた。過去パートはマンクが「市民ケーン」を書きはじめるまでのくだり、ウィリアム・ハーストやMGMとの対立の話が描かれる。こっちのほうはあちこちに移動してダイナミックに見せるのだが、いかんせん回想なのでやはり本質的にリーダビリティに乏しい。こういう難しい題材を最後まで見せてしまうのがフィンチャーの腕だなと感じた。よい映画だった。

2021/04/03 12:51

昨日はプログラミングワーク後、取材と国会図書館での調べもの。最近書くにあたって調べものの量が増えている。よりリアルなシーンが書きたい。調べもののスキルも上げていきたい。

2021/04/01 23:13

今日は新たな編集者さんと打ち合わせ。ブレスト的にわーっと話をしてなんとなくの企画の方向性が決まった。書きたいものが書けそうな予感である。夜は国会図書館へ資料を閲覧に行ったが、時間切れでロクに見られず。コロナで図書館の使用時間が区切られてしまうのが痛い。

『祝祭の子』の改稿の合間に、次に書くもののプロットを固めている。これプロットは通っているのだが、ちょっと甘い部分があってもう一度構築し直している。今年はこの長編ともう一本長編を書いて、短編二つを書けたら御の字という感じ。書くぞー。

執筆のBGMはプーランクのピアノ協奏曲。これは作品に使うかもしれない。


https://www.youtube.com/watch?v=6q0PDy86jHI

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