逸木裕のWebSite

作品一覧

電気じかけのクジラは歌う

ヒトはもう、創作らなくていい――人工知能が個人にあわせて作曲をするアプリ「Jing」が普及し、作曲家は絶滅した。
「Jing」専属検査員である元作曲家・岡部の元に、残り少ない現役作曲家で親友の名塚が自殺したと知らせが入る。
そして、名塚から自らの指をかたどった謎のオブジェと未完の新曲が送られてきたのだ。名塚を慕うピアニスト・梨紗とともにその意図を追ううち、岡部はAI社会の巨大な謎に肉薄していく――。

星空の16進数

ウェブデザイナーとして働く17歳の藍葉は、”混沌とした色彩の壁”の前に立つ夢をよく見る。
それは当時6歳だった自分が誘拐されたときに見た、おぼろげな記憶。
あの色彩の壁は、いったい何だったのだろうか――。
色と誘拐をめぐる青春探偵小説。

少女は夜を綴らない

“人を傷つけてしまうかもしれない”という強迫観念に囚われている、中学3年生の山根理子。
彼女は“身近な人間の殺害計画”を“夜の日記”と名付けたノートに綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた。
そんな彼女のもとに、人を殺してほしい少年、悠人がやってくる――。

虹を待つ彼女

二〇二〇年、人工知能と恋愛ができるアプリに携わる研究者の工藤は、自分の人生に限界を感じていた。
そんな折、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。試作品のモデルに選ばれたのは、カルト的な人気を持つ美貌のゲームクリエイター、水科晴。
彼女は六年前、自作のオンラインゲームとドローンを連携させ、渋谷の上空で劇的な自殺を遂げていた。
晴について調べるうち、彼女の人格に共鳴し、次第に惹かれていく工藤。やがて人工知能は完成に近づいていくが――。

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