逸木裕のWebSite

2020/02/22 17:09

順調にいくと9〜10作目になる長編のプロットを制作中。
プロットは難しいもので、プロットを面白くしようとしすぎると必定展開の数がもりもりになって、登場人物がコマのようにプロットに動かされるピタゴラスイッチみたいな話になってしまう。そうなると一番大事なキャラクターの心情などを書き込む余白がなくなってしまって、どうにも作りものめいてしまう。余白を上手く練り込みながら、仕上がりを考えてプロットを考える必要があって、最近ようやくこの手の作業ができるようになってきたなという感じ。

難しいのはピタゴラスイッチ的な小説、展開やどんでん返しがひたすら乱打される小説を面白く感じる人というのも一定数いることだ。もちろん小説の読みかた、引いては読者の感性に上下などあるはずがなく、そういう読みかたを否定するつもりは毛頭ない。あくまで僕の感性として、登場人物の心情を丁寧に描いた作品が好きというだけで、読みかたに貴賤はない。僕なりのプロットの作りかたを習得しつつある過程というだけで、ほかの作者のかたはまた違った書きかたをしているのだろう。書きかたも読みかたも多様で自由なのが、フィクションの豊かなところだと思っている。

2020/02/20 23:58

カフカの短編集を読んでいる。
カフカを読むというのは追いかけっこに似ているなと思っていて、抽象的な物語に対し意味を解釈しようと思えばできるのだけれど、そうすると物語の芳醇さが一部落ちてしまうような感じがする。物語世界を物語世界のまま丸ごと受容すればいいのだという考えかたもあるし、実際にカフカが紡ぐ物語世界はヘンテコで綺麗で魅力的なのだが、そういう読みかただとあまりにもぼんやりしてしまう感じがする。カフカを読むこと自体が、いつまでもたどり着かない城に向かって歩いているような、そんな不思議な感覚に陥ってしまうのだった。私は『掟の門』『流刑地にて』あたりが好きです。

2020/02/20 00:03

今日の作業は『銀色の国』『少女は夜を綴らない』のゲラ直しと、プロットの制作。毎日パラレルでじりじりと進めている。

2020/02/20 00:02

須賀しのぶさんの『革命前夜』を読んだのだけどすごい面白かった。重厚な歴史小説・音楽小説でありながら大変読みやすく、何よりエンタメのケレンと魅力が隅々まで行き渡っているのにしびれた。そして登場するキャラクターがいいヤツ嫌なヤツ含めて全員魅力的で、膨らみがある。本当に素晴らしい小説だと感じた。ほかの作品も読まないと。

2020/02/19 00:59

最近はプロットの作成、五月に出る新刊『銀色の国』のゲラ直し、六月に出る文庫版『少女は夜を綴らない』の直しの三本立てで進めている。ぼくはパラレルタスクは割と得意なほうで、ひとつのものを根詰めてやるよりも飽きたら別のタスクに逃げられるほうがトータルでは作業が進んでいく。よりよいものにして読者の皆様の前に出したい。

2020/02/19 00:57

須賀しのぶさんの『革命前夜』を読んでいるのだがめちゃくちゃ面白い。知識量がすさまじくて打ちのめされてもいる。勉強しなくちゃなあ。

2020/02/11 16:18

仕事がちょっとハードになりつつある。体調管理に気をつけないと。

2020/02/10 23:43

文庫になる際に手直しをするため『少女は夜を綴らない』を読んでいる。3年前の作品だけれど、いまの自分には書けないなと思うところも多い。いま書いている作品も、3年後の自分には書けなくなっているのだろうな。

2020/02/10 23:42

MacBookのOSをようやくcatalinaにアップグレードしたら、PHPStormとOfficeがライセンス切れで一気に使えなくなってしまい、双方書い直す羽目に。どちらも使いやすくなったのでいいのだけれど、PHPStormはこれサブスクリプションになったのね。買い切りにしてくれるといいのに。定額サービスに加入しすぎていて請求が怖い。

2020/02/10 23:40

最近の執筆のお供はブルックナーの交響曲第2番。ブルックナーはトランスミュージックの側面もあるので仕事のお供に結構向いていると思う。


https://www.youtube.com/watch?v=cSCPFVMHtCs

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