2020/08/28 12:34
作品を書くときに気分を盛り上げるためにテーマ・ソングを勝手に決めているのだが、『空想クラブ』は小沢健二の「流動体について」とドリームズ・カム・トゥルーの「LOVE TIDE」をよく聴いていた。連続アニメにしたときの、前者がオープニングテーマ、後者がエンディングテーマという感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=FlbpXqTOCns
https://www.youtube.com/watch?v=bzhQIi9pM-Q
作品を読まれたかたはぜひ聴いてみてください。
2020/08/28 12:29
1ヶ月ぶりの更新。この間に色々あって、主にプロット地獄で毎日苦悶していた。
プロットというのは難しくて、プロットを面白くしすぎると原稿時には展開が多くなりすぎて、キャラクターが展開を消化するコマのようになってしまう危険性がある。かといって平板すぎると「何が面白いのこれ?」となって企画が通らないこともあり、いまだに悩ましい。小説のような複雑なものを頭の中でだけで考える難しさもある。この作業が複数社で並行して進んでいたので頭が爆発しそうな一ヶ月であった。
と悩んでいてなんとかプロットを出し、修正すればイケそうというところまでこれたので、少し安心した。ふう。
そうこうしている間に新刊『空想クラブ』が発売。僕は暗めの小説を書くことが多いと思うのだが、これは爽やかな小説で、最後は若者たちの爆発するような青春を描きたいなと思って書いた。市場でも頑張ってきてもらいたいものである。